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派遣社員から正社員への転職はどうする?

2016年6月25日

派遣社員として働いているけれど、いずれは(もしくはそろそろ)正社員になりたいと思う人は多いはず。しかし派遣社員から正社員への転職を考えている人にとって、気をつけなければいけない点がいくつかあります。正社員への転職での思わぬ穴とは一体どういうものなのでしょうか。ここで紹介していきます。

「正社員になりたい理由」と企業のニーズのズレ

派遣社員が正社員になりたいと思う理由は一体なんでしょうか。正直に言ってしまえば、「年齢のことも考えると、いい加減正社員としてある程度保障された給料をもらいたい」ということかもしれません。しかし面接でこの理由をぶつけていいのでしょうか?
他の応募者の志望理由が「これまで培った能力で事業に貢献したい」や「統括として引っ張った経験があるが、派遣先が潰れてしまったので職を探している」といったものだった場合、「なんとなく将来のことを考えて」のような理由では選考を通過できるはずもありません。企業が採用活動をするのには、「将来的にある部門を任せたい」「自社の売り上げに一役買ってほしい」という明確な目的があります。企業のニーズをつかみきれず、自分の本音をぶつけるだけでは採用への道は遠ざかってしまうでしょう。

現在の派遣先で正社員になろうとするのは厳しい?

派遣社員が転職先として、現在の会社と大きさや業種が似かよったところを選ぶことは非常に多いです。しかしこれが原因で転職活動が難航してしまうことがあります。
現在、派遣社員として働く人のなかに、派遣先の正社員の仕事ぶりがあまり大変でなさそうだと感じる人は多いかもしれません。たとえ派遣社員でも自分のほうが能力があるのではないかと思い、実際に周りから仕事ぶりも好印象をもらっている人もいるでしょう。
ところが根本的な問題として、派遣社員と正社員では割り当てられている仕事内容が違います。給料や待遇に差があるのはそういうことです。よって、いくら派遣社員としては秀でていても、正社員としてはそうとは限らないということで採用を見送られることがあります。

職歴の数が仇になるケース

派遣社員として働くことには、「種類の違う数多くの現場を体験することができる」というプラスの面があります。それぞれの現場で人間関係を築けたり、新しい現場への慣れも早くなったりと良い点があるのですが、正社員への採用段階でこれが仇になってしまうことが少なくありません。
企業は正社員に「自社で長く職務を全うしてほしい」と考えています。ですから「さまざまな職場を渡り歩いてきた」というようなアピールが裏目に出てしまう可能性があるのです。