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活躍しないとシビアなプロ野球選手

2015年9月30日

「プロ野球選手は現役時代にたくさんお金もらえて、引退してからも解説者やコーチ、監督等、仕事があって才能ある人は羨ましい」なんて風なイメージをプロ野球選手に対して持っている人はいませんか?私も少し前まではそう思っていました。しかし、実際はそうではないそうです。モーニングKCで連載中の野球漫画「グラゼニ」を読んで、私の考えは変わりました。

漫画「グラゼニ」とは

「グラゼニ」のあらすじを簡単に説明すると、主人公は年俸1800万円のプロ8年目の左投げでサイドスローの中継ぎ投手・凡田夏之介26歳。彼には「全球団の1軍選手の年俸をソラで言える」という特技があり、その特技でプロ野球という厳しい世界を切り抜けるといった漫画です。この漫画の面白いところは、プロ野球を一つの職業としてとらえているところで、「熱血」・「根性」・「絆」みたいな要素よりも、「お金」がこの漫画のベースになっていて非常にリアルです。

グラゼニから分かるプロ野球選手からの転職のシビアさ

グラゼニ第1巻に次のようなセリフがあります。

「何年できるかわからないプロ野球・・・!“現役”が花!
俺に引退後の就職先はあるのだろうか・・・?
俺は知っている・・・引退後の1年目の年収が100万いかなかった先輩、同僚、後輩を・・・!」

おそらく、この先輩、同僚、後輩はプロ野球選手としては成功できなかった人たちだと思うので、現役時代の稼ぎも少ないと思います。そんな状況で年収100万円以下というのはかなり生活が厳しいです。さらに、同じくグラゼニ第1巻では次のようなセリフがあります。

「華々しい実績を残してピッチングコーチに!
これが一番のエリートだ!
コーチになれば年俸1000万が保証される!
爽やかなハズの現役バリバリのスポーツ選手が引退後の生活設計を考える・・・
ホント、爽やかじゃないよね・・・!」

このセリフから分かるように、プロ野球選手は活躍しないとかなりシビアです。引退後の選手からの転職がうまくいくのは本当に限られた選手だけであるとひしひしと伝わってきます。

夢だけではやっていけないプロ野球選手

野球をやっている人の憧れの職業「プロ野球選手」ですが、好きな野球を自分の職にすることは相当な覚悟がないとできないことだと思います。簡単に転職することもできないし、選手からの転職はかなりシビアです。プロ野球選手は良い転職先を探すためにプレーしていると言えるのではないでしょうか。